どんよりした木曜の明け方は昔を思い出す
家の前でハンモックに寝転がり、気持ちよい風に身をゆだねていた、休日の夕暮れの事。
空には一番星が光り始めていた。少年は、家の猫が「ニャギャァッ!」と叫ぶ声にビックリして、ハンモックからドテッと落ちてしまった。
よく見てみると、我が家の猫はヘビに向かって、いつでも飛びかかれる姿勢で唸りながら牽制していた。
蛇はそんなには大きくなくて、毒も持っていないっぽかったので、少年はほうきを振って追っ払い、ネコを抱いてもう一度ハンモックに横になった。少年は、ネコの頭をなでてやりながらお腹の上で寝かせ、ゆったりとハンモックに揺られた。
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